![]() <新しいページ紹介> ●次回の「手づくりバイオディーゼル燃料セミナー」を5月11日(日曜日)に予定しています。参加者募集中! 詳しくはこちら。 ●日本各地の取り組みをまとめた「バイオディーゼル日本地図」をアップしました。 バイオ燃料 サイト訪問者26,000,000人突破!
|
副産物グリセリンの活用法バイオディーゼル燃料を作る過程では、副産物としてグリセリンができる。グリセリンは粘っこくて色も匂いもない甘い液体。医薬品から食品、化粧品に火薬まで様々な分野で使われている役立ち物・・・といってもこれは純粋グリセリンの話で、台所で廃食油をかき混ぜて作る粗っぽいバイオディーゼル燃料からは、副産物のグリセリンも茶色くドロッとした物体ができる。でも燃料作りの腕が上がればグリセリンの質も良くなり、石けんくらいは作れる物ができるはず。
手作り石けん台所工房でのバイオディーゼル燃料作りからできるグリセリンは、そのまま粗っぽいけど強力な石けんになる。油の匂いが気になる様だったらエッセンシャルオイルかハーブを加えて10日以上寝かし、残留メタノールを蒸発させ石けん自体も成熟させてできあがり。この粗っぽい石けんで顔や髪を洗う気にはならないけれど、燃料作りに使った道具の油汚れとかランドローバーの部品洗いには役だった。 燃料作りの失敗作から・・・廃油からバイオディーゼル燃料を作るとき、滴定を間違って触媒をたくさん加えすぎると、燃料とグリセリンに分離する代わりにバケツの中身全体がドロッとした出来損ないになってしまう。こうなったらバイオディーゼル燃料はあきらめて、失敗作から石けんを作るしかない。 グリセリンから爆薬も最も恐ろしいグリセリンの活用法は、150年前にイタリアの化学者Ascanio Sobrero氏がグリセリンと硝酸および硫酸の混合物を反応させて三硝酸グリセリン、つまりニトログリセリンを発明したことから始まり、無害なグリセリンから驚異的な爆発力を持つ危険物が作り出された。
ニトログリセリンは、ほんの10ミリリットルでも秒速7,700メートルで10,000倍の100リットルのガスに爆発するという強力な爆発物。ところが、この同じ物質が扱いによっては人を救う医薬品にもなっている。 狭心症の症状を治めるニトログリセリン「まったく不思議な化学の偶然だが、近代初の爆発物ニトログリセリンが、近代初の人工薬品にもなった。ニトログリセリンは慢性狭心症などの痛みを和らげる薬として今日も使われている」 恋の薬にも・・・ニトログリセリンの血管拡張作用を利用して「RESTORE」という薬がインポ対策の効果的な塗り薬として1998年に販売が始まった。この爆薬を1%含んだ薬を塗れば「数分の内に効き目があらわれ、45分間持続する。副作用もなし」そうだ。 あま〜いグリセリンは甘味料アルコールの一種であるグリセリンは、食品業界で防腐剤として使われ、また甘みがあるので甘味料としても使われている。特に糖分を含まず甘みを出せるため、砂糖を避けたい人たちにが代わりの甘味料として利用できる。ただ口にする前に、合成ではなく天然の純粋グリセリンであることを確認することをお勧め。
![]() 切り取ってきたばかりの桑の葉(左)とグリセリンを吸水させた桑の葉(右) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 6時間後、何もしなかった葉はしおれてしまった |
コピー板を作る:ゼラチン4オンス、水8オンス、グリセリン8オンス、ゴム・デキストリン(糊精)2オンス。この材料比率を保ち、必要に合わせて全体量を調整する。水を温めながらゼラチンを溶かし、混ぜ合わせておいたグリセリンとデキストリンを加える。全体が均等になるまで混ぜ合わせ、平らな容器に厚さ0.5インチになるよう流し込む。
インクを作る:Violet analine 40 グレイン(1グレイン=0.0648グラム)、gum arabic(樹脂の一種) 12 グレイン、アルコール 1/4 オンス、水 1/2 オンス。Gum arabicを水とアルコールに溶かし、Violet analineを加える。瓶に入れてよく振りViolet analineを溶かす。
コピーの取り方:しっかりした紙に上のインクで何か書き、書いた面をグリセリンコピー板に押しつけ2分ほど動かさない。そっと紙を持ち上げると書いた内容がコピー板に残るので、その上に別の紙を置いて手で軽くなぞりインクを写し取る。コピー板は濡れたスポンジで表面を葺きながら何度も使える。
100年前の身近な知恵を集めた「Lee's Priceless Recipes」(1895年出版)より。
グリセリンはその他も食品産業の乳化剤やビタミンE製造、化粧品やローション、デオドランド、歯磨き粉、医薬品、製紙、インク、繊維、プラスチック、電子機器などなど、いろんな分野で使われている。
「グリセリンとは」
1953年からグリセリンを製造してきた阪本薬品工業が、名前の由来から様々な分野での活用例までを紹介。
http://www.sy-kogyo.co.jp/glyn.htm
扱い方次第で薬から爆薬にもなるグリセリン。その「物」自体が無害か有害か決めてしまうより、その物をどう利用すべきか考えることが大切な良い一例だと思う。
これだけ用途があってもグリセリンが余るようだったら、堆肥に加えて畑の腐植土作りに活用する。グリセリンは無害で生物分解も早いから。
英語で2000年から開設されていたジャーニー・トゥ・フォーエバーの「バイオ燃料メーリングリスト」および「バイオ燃料ビジネスメーリングリスト」では、世界中から参加した3,000人以上の草の根バイオディーゼラーや専門家、学識者、企業家たちが、誰もがどこでも特別な機械がなくてもバイオ燃料を手づくりできる方法を一緒に開発してきました。日本でも草の根バイオ燃料を広めるために、日本語で情報交換や燃料づくりの協力ができるディスカッションの場を設置しました。ぜひご参加ください。
リストURL:http://groups.yahoo.co.jp/group/biofueljp/
バイオ燃料
バイオディーゼル燃料
自分で作ってみよう!
バイオディーゼル燃料の作り方
マイクの「1段階 アルカリ方式」
アレックスの「2段階 アルカリ-アルカリ方式」
アレックスの「2段階 酸-アルカリ『Foolproof』方式
燃料製造器も自分で作る! 作り方
香港バイオディーゼル物語
排ガス中のNOxは問題か?
副産物グリセリンの活用法
バイオディーゼル情報集
ディーゼルに将来はあるか?
作物による植物油の収量と特徴
最後の仕上げは泡で洗う
バイオディーゼル燃料を使うときの確認事項
食糧vs燃料?
植物油そのまま燃料
ガソリン車にはエタノール燃料を
エタノール情報集
エタノール燃料はエネルギーを無駄にしているか?
バイオ燃料ML
バイオ燃料のオンライン図書館(英文)
バイオ燃料と燃料作り用具の入手先(英文)

地域の自立 | Rural development
都市農園 | 有機菜園のススメ | 土をつくる | 小さな農場 | バイオ燃料 | 太陽熱コンロ
森と土と水と | 世界の種子 | Appropriate technology | Project vehicles
日本語トップ | ホームページ(英語) | メディア掲載とコメント集 | 手づくり企画の紹介
プロジェクト | インターネット | 教育企画 | サイトマップ | メールを出す
教育・啓蒙を目的とし(商業活動を除く)、出典事項を明記した部分的コピーやリンクはご自由にどうぞ。ただし第三者による情報の独占を防ぐため、別途明記されていない限りこのサイト上のオリジナル素材の著作権は下の著者が所有します。サイト上の情報は各個人の自己責任のもと活用して下さい。
(c) Keith Addison and Midori Hiraga
手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」<http://journeytoforever.org/jp/>
ジャーニー・トゥ・フォーエバーを応援してください!
今後ともプロジェクトを進めていくためにご支援いただけましたら幸いです。ありがとうございました。