![]()
サイト訪問者26,000,000人突破!
|
有機農の参考文献とオンライン情報『農業聖典』アルバート・ハワード著、戸苅義次監修、山路健訳、
有機農運動の先駆者の一人であるイブ・バルファーは、イギリスの有機農団体ソイル・アソシエーション創立者の一人でもある。バルファーはホーリィ実験農場 (Haughley Experiment) において有機農と化学物質投入の効果を比較した。似たような条件の土地を二つにわけ、一方は外部から何も投入せず農場内部の有機物の循環のみで地力を維持する有機農場、もう一方は、有機物を循環させながら加えて化学肥料・農薬・除草剤などを用いた有機化学混合農場。この設定で二つの農場を1939年から運営し、その後33年間に渡り専門科学者による土や農作物、家畜などの成分分析と観察を続けた。 有機化学混合農場の農作物が比較的水分を多く含む傾向が見られたが、それ以外は有機農場も有機化学混合農場も成分分析結果としては大した違いが現れなかった。しかし、収穫の量と効率には大きな違いが見られた。有機農場での牛乳、肉、卵などはの家畜製品は、同じ量の家畜製品を生産するのに必要な餌の量が12〜15%少なくてよかった。有機農場での牧草の育ちはまばらで、有機化学混合農場での牧草の方が大いに茂っていたのに、20年間の牛乳の生産量を比べると、有機農場の方が15%も多く牛乳を生産することができた。有機農場の牛は長生きし、家畜も作物も牧草も病害虫による被害がずっと少なかった。 「人間と動物、植物、そして土の健康は全て連なった一つのものであり、決して分けて考えることはできない。」バルファーは90歳を越えても活発に活動続ける健康そのものだったという。 「(持続可能な農業のために:土は生きている)Towards a Sustainable Agriculture - The Living Soil」by Lady Eve Balfour. 1977年IFOAMスイス会合におけるイブ・バルファーの演説テキスト。ホーリィ実験農場の成果をまとめながら、持続可能な農業とはなにかを語る。 http://www.netspeed.com.au/cogs/cogbal.htm 『有機農法 自然循環とよみがえる生命』J. I.ロデイル著、一楽照雄訳、農産漁村文化協会 人間選書55、1974年。("Pay Dirt: Farming and Gardening with Composts" by J.I. Rodale, Devin-Adair, New York, 1946} ハワードの業績に感銘を受けたアメリカ人 J. I.ロデイルが、ハワードの農業哲学をアメリカに紹介した本。その後ロデイルは『Organic Gardening and Farming magazine』などの雑誌を刊行したり、独自の研究所を設立しアメリカにおける有機農運動の広まりに貢献した。 『(雑草、それは土の番人)Weeds - Guardians of the Soil』by Joseph A. Cocannouer, Devin-Adair, 1950. 半世紀にわたり生物学と環境保全を教えたコカノール教授は、生態系の維持と環境保全のための草の役割、そして「雑草」を農作業に貢献させる上手な利用法を実証した。 InterGarden 有機農、パーマカルチャー、持続可能な農業、コンポスト、再生エネルギーなどに関する選ばれた情報・文献・FAQのリンク集大成。 http://metalab.unc.edu/london/ Don't Panic Eat Organic (パニックしないで、オーガニックを食べよう) 食べる側にも育てる側にも参考になるオーガニック・有機農の情報が所狭しと満載されているホームページ。有機野菜の購入先情報から遺伝子組み換え作物の動向、有機農の始め方まで、なんでも。 http://www.rain.org/~sals/my.html 『(思いがけないほど大量の野菜を育てる方法)How To Grow More Vegetables - than you ever thought possible on less land than you can imagine』by John Jeavons, Ten Speed Press, Berkeley, California, 1974, 1995, ISBN 0-89815-767-6.最初一度だけ深く耕した畑に葉先ぎりぎりの株間で作物を育て、肥沃な土壌から大量の収穫をあげるバイオインテンシブ農法の大家アラン・チャドウィック、その彼の業績を引き継いだジョン・ジーバンによって書かれた本。少ない面積に野菜、果物、ナッツ、その他大量の作物を少な目の灌漑水で育てながら、同時に地力も蓄える。詰め気味に植えられた作物自身が生きたマルチとなって土の表面に温暖層を作る。ジーバン率いるエコロジー・アクション(Ecology Action)は世界108ヶ国で持続可能な農業やミニ農業を紹介している。「9平方メートルの土地があれば4〜6ヶ月の間に140キログラムの野菜や果物を生産できる」とジーバンは言う。 http://solstice.crest.org/sustainable/ecology_action/How.html エコロジー・アクションのホームページ。 http://solstice.crest.org/sustainable/ecology_action/index.html 『(新しい有機農:ベテランによる農具と技術のマニュアル)The New Organic Grower - A Master's Manual of Tools and Techniques for the Home and Market Gardener』 by Eliot Coleman, Chelsea Green, Vermont, 1989, 1995, ISBN 0-939931-75-Xアメリカでマスターと呼ばれる有機農者エリオット・コールマンによる現代アメリカ有機農の参考書。コールマンは長年有機農園を経営し、農具のコンサルタントをしたりテレビ番組「Gardening Naturally」にて有機農法を指導したりしている。 『(有機園芸のベスト)The Best of Organic Gardening』 edited by Mike McGrath of Rodale, Rodale Press, Pennsylvania, 1996, ISBN 0-87596-646-2ロデイル研究所が50年間発行し続けた有機農雑誌『Organic Gardening(有機園芸)』から選んだ記事をまとめた本。アメリカ各地で有機農園を経営するプロや読者からの投稿をまとめ、実証された手法を紹介する。 『Organic Gardening(有機園芸)』誌のオンライン版はこちら。 http://www.organicgardening.com/ ロデイル研究所書籍部からの購入。 http://www.rodalestore.com/bookstore/index.icl ロデイル研究所のホームページ。 http://rodaleinstitute.org/ ![]() 『(ロデイルの有機農事典:最新版)Rodale's All-New Encyclopedia of Organic Gardening』 ロデイル研究所が出版している有機農百科事典の最新版。有機農に限らず、全ての農関係者に役立つ事典。 ロデイル研究所書籍部より。 http://www.rodalestore.com/bookstore/index.icl HDRA(ヘンリー・ダブルデリィ有機農研究所) イギリス最大の有機農研究所であるHDRAはRyton と Spaldingに独自の農場を持ち、有機農の研究・コンサルタント、情報提供と教育・啓蒙、そして伝統的・希少品種をふくむ非政府機関としてはヨーロッパ最大の種バンク運営や第三諸国への植林活動も行っている。有機野菜や種の販売、書籍発行、ボランティアによる種バンク品種の栽培、学校向け有機農プログラムなども。 http://www.hdra.org.uk/ 『(地球の将来のためのガーデニング)Gardening For The Future Of The Earth』by Howard-Yana Shapiro, Ph.D., Agricultural Director, Seeds of Change.パーマカルチャーのビル・モリソン、バイオインテンシブ農のジョン・ジーヴァン、アラン・ヨーク、アラン・カプラー、キャロル・デッペそして『わら一本の革命』の福岡正信まで、現代有機農の大家を集めた集大成。有機農の概念から土壌つくり、水管理、畑のデザイン、コンパニオン・プランツ、自家採種など。Seeds of Changeより出版、オンライン購入可能。 http://store.yahoo.com/seedsofchange/garforfut.html 『(マルチで手間をかけないガーデニング)Gardening Without Work: For the Aging, the Busy and the Indolent』by Ruth Stout, 1998, Lyons Press, ISBN 1558216545マルチをたっぷり使った農法で有名なルース・スタウトの農作業は種まきと収穫だけ。15センチのマルチがあれば草なし、虫なし、化学製品なしで耕しも働きもしなくて良い。10数年前にこの本の初版が出版された後、多くの追随者が彼女に従いマルチの効力を実証してきた(注:あまり温暖な気候では虫がわくとの報告も)。マルチ農場の生きた証は健康そのもののスタウト自身。『90歳越しても元気に正常に朗らかに生活する方法』という本を近々出版予定だそうだ。 Lyons Pressよりオンライン購入可能。 http://lyonspress.com/gard_hort.asp 『(自給自足のための裏庭農園)Self-Sufficiency Gardening: Financial, Physical and Emotional Security from Your Own Backyard』 by Martin P. Waterman, 1995, ISBN 1-55950-135-9裏庭農園から金利的・物理的・精神的な自立手段を得る方法。有機農の始め方から実がなる緑の景観、温室について、収穫物の保存法、農作物を売るにはなど。伝統的な農業技術からコンピュータ・ガーデニング技術まで。自足自給を目指すBackwoods Home Magazineより出版。オンライン購入はこちら。 http://www.backwoodshome.com/store/files/fp11.html バイオダイナミック農法 化学肥料で荒廃した耕地に悩む農民のため、1924年にルドルフ・シュタイナーが行った講演をもとにバイオダイナミック農法は確立され、一番歴史の長い有機農運動として世界中に広まった。精神論を含めながらもその手法と効果は科学的に研究され裏付けされている。独特の「準備」を加えた堆肥づくりも重要。次のリンクはバイオダイナミックの入門的ページ。 バイオダイナミック農業園芸協会 ホームページ Biodynamic Farming and Gardening Association (BDA) アメリカのバイオダイナミック農法の中心団体。「バイオダイナミック農法は、健康を授けたい自然の力と積極的に協力しながら農作物を育てる方法だ」という。各地のBD実行者やBDに基づいたコミュニティー・ガーデンの紹介、シュタイナーに関する文献、オンライン勉強会など。 http://www.biodynamics.com/ キャプテン・ドットによるバイオダイナミックと有機農の資料集。家庭菜園や裏庭ガーデンなど、小規模ながらも農の歴史や背景についてもっと学びたい人のための資料が満載。メソポタミアでの農業発祥から、各地の農業と農業技術の浮き沈みに関する文献がリンクされており、化学農の開始そして地力の消耗までの歴史を概観することができる。荒廃した農地を復活させる手法として、アルバート・ハワードの有機農とルドルフ・シュタイナーのバイオダイナミック農法を紹介。その他参考文献や、種・農具の入手先情報やBD製品の情報なども。 http://www.biodynamic.net/ パーマカルチャー
http://www.pix.za/mbs/body/perma.htm Appropriate Technology Transfer for Rural Areas (ATTRA) によるパーマカルチャーの紹介と参考文献やリンク情報集一覧。入門書的なページ。 http://www.attra.org/attra-pub/perma.html パーマカルチャー・ネット アメリカのパーマカルチャー関係者のバーチャル総本部。研修やインターン情報、フォーラム、情報集、書籍紹介、Permaculture Drylands Institute(パーマカルチャー乾燥地研究所)やCentral Rocky Mountain Permaculture Institute(中央ロッキー山脈パーマカルチャー研究所)へのリンクなど。パーマカルチャーの定義の一覧もあり、おそらく一番適した定義は「人間を自然の設計の中に的確に当てはめること」 http://www.permaculture.org/ 有機農関係のメーリングリストオーガニック・ガーデン・ディスカッション・リスト (英語ページにはもっとたくさんの情報源が紹介してあるのでそちらもご参照下さい。日本語の文献はまだまだこれから。。。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

地域の自立 | Rural development
都市農園 | 有機菜園のススメ | 土をつくる | 小さな農場 | バイオ燃料 | 太陽熱コンロ
森と土と水と | 世界の種子 | Appropriate technology | Project vehicles
日本語トップ | ホームページ(英語) | メディア掲載とコメント集 | 手づくり企画の紹介
プロジェクト | インターネット | 教育企画 | サイトマップ | メールを出す
教育・啓蒙を目的とし(商業活動を除く)、出典事項を明記した部分的コピーやリンクはご自由にどうぞ。ただし第三者による情報の独占を防ぐため、別途明記されていない限りこのサイト上のオリジナル素材の著作権は下の著者が所有します。サイト上の情報は各個人の自己責任のもと活用して下さい。
(c) Keith Addison and Midori Hiraga
手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」<http://journeytoforever.org/jp/>
ジャーニー・トゥ・フォーエバーを応援してください!
今後ともプロジェクトを進めていくためにご支援いただけましたら幸いです。ありがとうございました。